我が家は小さい頃からお金がないという風に育てられてきて
小学生時代はよくわからなかったけど、中学生になると、ことある毎にお金がないからという話があった
中学生になり、バスケ部に入りたいと言ったら
「シューズとかお金がかかるじゃない」
それ以上どうする事もできないので帰宅部
別にどうしてもやりたかった訳でもないけれど
高校受験を控え、志望高を決める時も、母の中では大学に行かせるお金もないし、女の子だから商業高校に行き、就職すればいいと思っている
でも私には専門職に就きたい願望があったので話すと、それも何だかんだ言われ諦める
結局、自分の行ける商業高校へ入学し、高校時代はバイトもして、遊びまくり楽しんだ
商業高校なので、就職する子が多いなか、どうしても自分のしたい道に行きたく、専門学校へ行きたいと言った
中学の時に進みたかった道ではないけれど、今度こそ、言いなりで就職したくないと言う反発心だった気もする
姉が短大に進学したからか?反対できなくてか?私は1年制の調理師学校へ入学した
調理師学校では高卒の同い年の子が多い中、社会人を経て入学してくる人もいるので、いろんな人がいて楽しかった
確か席が近かった関係で、女の子2人、男の子ふたりと仲良くなった 男の子ひとりは社会人を経て入学してきていたので5歳年上だったけど、すぐに仲良しになった
調理師学校には和食の講師の先生、西洋、中華の講師の先生がいて、それぞれに助手の女性の職員がいたのだけど、そこそこ若い(20代)ので、生徒との距離も近く仲良い感じだった
ある時、その助手の1人が私に「あなた〇〇君と付き合ってるの?」って聞いてきて
「えっ 付き合ってないです」
仲良くしてたのは間違いないけど、お互い本当に恋愛感情はなく、2人とも彼女がいたり、彼氏がいたりしていたから本当に??だった
その助手の先生は、その彼が好きだったんどと思う だから仲のいい私に嫉妬していたのかな
卒業を控え、グループで卒業制作を作る事があって
何故だか忘れたけど、学校を1日休んだ日があり、次の日学校へ行くと、卒業制作のグループが決められていた
私はどこにも入ってない…
冷静を装うも、泣きそうだった
先生、私昨日休んだので、グループ決まってないんですけど的な事を言ったと思う
あっそうなの?ってな感じでかわされたけど、とりあえず仲のよかった女の子のグループに入れてもらい、無事卒業制作を作り上げた
先生の態度が変わったのは、とある事情で私に彼氏がいるという事がわかってから
手のひらを返したように普通になった
でも私の心は相当ダメージを受けていた 子供の頃のいじめより、こんな大人になっても
こんな事をする人がいるっていうことがすごくショックで、人間不信になるひとつになった
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