私の母はとにかく厳しかった
厳しいを認識したのはたぶん小学生の頃 何に厳しいかと言えば門限にお金のこと
遊ぶのがダメとかはないけれど、時間は厳しかった 何時までには帰らなければいけない
お金も当時お小遣いがあったかは覚えてないけれど、ある時近所で何かのイベントがあり
そこに入るには確か500円くらいの入場料が必要で、確か一度は行かせてもらった
友達は何度も友達と行っていたが、私は行かせてもらえなかった
子供心に友達が羨ましかった記憶
まだ私が小学生や中学生の頃は今の時代ほど、友達同士で遠くへ出かける時代じゃなかったから何とかなったのかもしれない
せいぜい友達の家で遊ぶ、公園で遊ぶ、夏祭りに行く程度だったから
高校生になり、バイトを始めてからは、ある程度自分の遊ぶお金はあったけれど、それでも足りない時
母に貸して欲しいとお願いしたことがあった
母は「人に借りてまで遊ぶな」と言い貸してくれなかった
正論なのかもしれない 時と場合によるけれど、ないからと言って借りていたら将来借金まみれになるかもしれないし、その教えは正しいのかもしれない
けれど 母はそうではなかった
以前 浪費家の母というブログを書いたけれど母は我慢ができない
人がいいものを持っていたら同じ物が欲しくなるし、服も高価なものを買っていた
人にお金を借りてなければいいのだけど、大人になって知ったことだけど
母はカードローンをしていたし、クレジットカードを使う時はいつもリボ払いでと言っていた
母からしたら生活が苦しかったから仕方ないというだろう 本人に無駄遣いをしている認識がないのだから
私からしたら、子供に借りてまで遊ぶなと言いながら自分は違うじゃんと思うけれど、その教えと矛盾してる母を見て育ったからか反面教師
私はお金に対して不安だし、お金の使い方もすごく考えるようになった
その点、勉強とか、将来のこととかは何も言わいない そういうことは教えてくれなかった
お菓子も制限されることもないし、夜遅くにお腹が空いたと言えばインスタントラーメンを作って
食べさせてくれた
子供の頃はそれが普通だったし、喜んで食べていたけれど、親になった今、子供の健康を考えたら夜遅くにインスタントラーメンなんて食べさせないし
結局は母の躾は子供の為の躾と言いながら、自分のためだったんだろうなと思う
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